2023年秋スタートのドラマ「うちの弁護士は手がかかる」第2話の感想です!
第二話のテーマは、弁護士の杏(平手友梨奈)の中学時代のいじめでした。
いじめ問題は訴訟も難しいようですが、最後にいじめっ子とクラスメイトみんなが謝って終わりの展開に「これはない」「もやもや」との声続出のようです・・。
「うちの弁護士は手がかかる」第2話感想!あらすじ
杏の中学時代の同級生の若宮は、中1の途中から全く学校に来れなくなっていました。
それから7年間家から出ていないのです。
その理由は、現在人気ユーチューバーの合田というクラスメイトを中心に、いじめがあったからでした。
杏は、中学時代にも「皆さんが若宮くんにやっていることはいじめです。いじめは犯罪です。」とクラスのみんなの前で言っていたのです。
その時に、クラスメイトは聞く耳を持たず、先生までもが、みんな仲良くしてるじゃない、と見て見ぬふりをしていたんですね・・・。
先生、何やってんのーーーー!!!と思わず声に出ちゃいました。
杏が学校を休んでいた日、若宮くんの机には花がおかれ、佐藤ならとみんなからの寄せ書きが。教壇には遺影が置かれ、黒板にも白い花で飾り付けされさようならと書かれていたのです。
これがきっかけで、7年間引きこもりになってしまった若宮くん。
合田を訴えたいと、杏に依頼をしてきました。
「うちの弁護士は手がかかる」第2話感想!合田は「悪かった」の一言で許される展開に・・・
実際にいじめ問題を扱うのは難しいようです。今回は特に時効の5年を過ぎてしまっているし、逆に名誉毀損で訴えられるかもしれないからです。
うーん、この場合どうしたらいいのか、でもきっとどうにか突破口を見つけていじめ首謀者を懲らしめてくれるのだろう!と、一視聴者として期待して見ていました。
さらに、SNSに合田の誹謗中傷を書き込んでいたのが、若宮くんのお母さんだと言うことがわかりました。
そのことが理由で、和解の方向に持って行かれてしまったのです。若宮くん本人も、もうこれ以上はいい、と言ってしまいます。
そして、自分がいじめられたせいでごめんと。
でも親子でハグしていて、親子の間の溝はあまりないのだなと感じました。
お母さんが悪口書き込みたくなる気持ちもよくわかるなーなんて思っちゃいました。
だって、息子がいじめられて、いじめてた相手はユーチューバーになって楽しそうにやっているのを見るのは辛いですよね。
その後同窓会を数回開き、合田が首謀者だと証拠も掴み、クラス全員の前であなたたちは犯罪者です、と反省させる展開へ。
若宮くん、引きこもってたけど頑張って出てきてみんなに想いを伝えたのが一番すごいです。
実際には引きこもって7年経ってたらなかなかいじめられてたクラスに行こうという勇気は持てないのではないでしょうか。
でも今しか変われるきっかけはないかもと、蔵前さん(ムロツヨシ)の言葉で気づいたんでしょうねきっと。
「うちの弁護士は手がかかる」第2話感想!いじめ首謀者が「悪かった」の一言で許されるのか?
クラスメイトが次々にごめんと謝っていく中、最後に首謀者の合田が「悪かった」と小さい声で言うのですが、本当に悪いと思ってる??という疑問が残りました。
訴えられなくてよかったーとかこの同窓会の後に軽々しく行ってそうだなーなんて思いました。
若宮くんが立ち直れて、新しい一歩を踏み出していたのが救われた点だし、そこが一番なのですが、いじめた本人たちに何も社会的ダメージがなかった(心理的ダメージもあったのかどうか謎です)というのは、視聴者としてはちょっともやもやするところでした。
例えば週刊誌にいじめしてた写真が流出してイメージダウンとか。。
それだけ事実として、いじめの案件は難しいということなのかもしれませんが・・。
うーん皆さんやっぱりモヤッとしている方も多いです。
そして、なるほどー!と思ったのが、「いじめは犯罪、刑法で罰することができる」ということをはっきりさせていることに意味がある、というご意見。
おかげで私のモヤっとが少しスッキリしました。
まとめ
「うちの弁護士は手がかかる」第2話は少しモヤモヤの残る展開でした。
そして、杏のお姉さん?の法律事務所が毎回対立してきますね!
勝ちにこだわるお姉さんとどう対立していくのか、気になるところです!!!
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