2023年朝ドラ「らんまん」後半にさしかかり、また新たな登場人物が出てきます。
そのうちの一人が、東京大学教授の田邊彰久(要潤)の妻の聡子(さとこ)です。
田邊彰久教授の史実上のモデルは、矢田部良吉教授ですが、実際に妻はいたのか、その妻がらんまんの聡子のモデルなのか、調査しました。
「らんまん」田邊教授(要潤)の妻のモデルは誰?
田邊彰久教授のモデルと言われているのが、矢田部良吉です。
矢田部良吉には2人の妻がいました。
前妻録子(1858-1887・勝海舟の主治医でもあった医師の娘)が病により亡くなって、後妻として迎えたのが順でした。
この、順が「らんまん」の田邊教授の妻、聡子のモデルだと言われています。
「らんまん」では、「昨年の暮れに奥様が亡くなって、女学校を中退し5月に田邊邸へきた」と聡子が言っていましたが、(死別して半年後くらい?)
実際には、さらに早く、1887年10月に前妻が亡くなり、その年の12月には順と結婚したようです。
死別して2ヶ月で再婚・・・流石に早いですよね。
裁判官の娘だった順との結婚は、矢田部教授にとっては自分の影響力を高めるための政略結婚だったのかもしれません。
「らんまん」田邊教授のモデル矢田部良吉と妻の年の差がすごい
ドラマの中では、聡子が女学校を中退して父の命でお嫁に来たと言っていましたので、ドラマの中でも年齢が若い設定となっています。
実際にも、矢田部良吉と後妻の順の年の差は親子ほど離れていたようです。
1説には18歳の年の差だったと言われています。
ドラマでは、前妻との間の2人女の子がいましたが、
実際は前妻との間に2人の男児、後妻との間に2人の男児をもうけているようです。
「らんまん」田邊教授と妻聡子の関係はどうなる?
大人しく、内向的な若妻、聡子。
女中に厳しく声をかけられているのも見ていて気の毒でした。
女学校も自分の意思ではなく中退させられ嫁いできた中で、前妻の子供との関係もうまくいかず、女中にも厳しくされ、(おそらく前妻と比較され)肩身の狭い思いをしている様子が伺えました。
お酒を運んできた聡子の手つきもおぼつかなかったですが、田邊教授は叱責することなく無言で手伝っていました。(これはちょっと意外な一面)
また「妻は内向的なので、ダンスの心構えを教えてやってほしい」と寿恵子に伝えるところなど、妻を嫌っているわけではないし手助けしてやりたいけれどどうして良いかわからない、と感じているのかな?と思いました。
そうだとしたら、聡子のことを思い遣っている一面もあるのだなあと田邊教授を見直すところですが・・。
(寿恵子への声かけもなんだか古い時代をまだまだ象徴したような言い方だったし、実際はまだわかりませんが・・)
今後の展開は、内気で何も言えなかった聡子が、寿恵子と友達になったことで、自分のやり方でいいんだと自信をつけていき、田邊教授や女中にも対等に話せるようになり、子供たちとも信頼関係ができていく、という流れではないかな、(そうだったらいいなという希望を持って)と想像しています。
今後、ますます目が離せません!!
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上記の情報は2023年10月18日時点のものです。 最新情報は公式サイトにてご確認ください。
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