2023年4月3日から始まったNHKの、連続テレビ小説『らんまん』第1週『バイカオウレン』のあらすじ、ネタバレ、感想です。
ちなみに今週のテーマであるバイカオウレンとはどんな花でしょう?
梅に似た形の白い花を咲かせる常緑の多年草です。
山地の森林内にある、腐植質に富んだ湿った場所に生えています。
花の直径は1.5cmほどです。
キャストや設定などはこちらから →朝ドラ【らんまん】いつから?キャスト・あらすじ・ネタバレ・感想
4月3日放送 第1週『バイカオウレン』第1回
植物学者の槇野万太郎(神木隆之介)が、野山を散策し、新種の植物を発見する!というところから物語はスタートし、万太郎の幼少期へと話はさかのぼります。
体が弱く走るとすぐ熱を出し倒れてしまう万太郎ですが、走り回らずにいられません。
母(広末涼子)は病床にあり、かいがいしく世話をする姉の綾。
綾はしっかりしていますが、母は、綾の笑顔が少ないのが心配のようです。
そして、酒蔵を切り盛りする槇野家の女主人の祖母(松坂慶子)は、本家の跡取り息子の万太郎を心配する日々でした。
万太郎は病弱だが街を走り回り、また倒れてしまいます。
その日は酒蔵で職人をねぎらってごちそうが出る日。
槇野家は酒蔵を任される豪商の家で、どうやらかなり裕福なようです。
分家の親戚が、
「万太郎はまた倒れたそうだが大丈夫なんか、顔を出さんとはどういうことだ、本家は大丈夫なんか」
などと不満げに言うのを聞いた祖母のタキは
「分家の分際で何を言うか!おまんらが束になっても万太郎一人にはかなわん!!」
と激怒します。
幕末の当時は、本家と分家の差はこんなにも大きかったのですね・・。
分家の人たちが「いっそのこと万太郎は生まれてこんかったらよかった。」と話しているのを、偶然聞いてしまった万太郎はショックを受けます・・・。
つづく
感想・口コミ
朝ドラ【らんまん】がスタートしました。
楽しみ!子役がかわいい!と言った期待の声が多く見られました。
一方で、「ちむどんどん」「舞いあがれ!」に続き3作連続の病弱で発熱するという設定にまた??という声も・・・。
合わせて読みたい→朝ドラ【らんまん】また病弱・発熱設定に飽きた?口コミを徹底調査!
母が病弱であることはドラマから読み取れましたが、お父さんはどうしているの?と気になりました。
調べてみるとどうやら、幼い頃に父が亡くなり、その数年後に母が他界という事実があるようです。
幼い頃に両親をなくして、祖母が育ててくれたのでしょうか。
第2話ではディーン・フジオカさん演じる天狗こと坂本龍馬が登場するようです。
この出会いがどのような影響をもたらすのか、楽しみです!!
4月4日放送 第1週『バイカオウレン』第2回
体が弱い万太郎のことを「万太郎はいっそのこと生まれてこなければよかった」と話しているのを聞いてしまい、ショックを受ける万太郎。
母(広末涼子)に「わしは生まれてこんほうが良かったんか」と聞きます。神様にお願いしてやっと生まれてきてくれたのが万太郎だった。あなたは私の宝物よと母のヒサは伝えますが、信じられずに「だいっきらいじゃ」と言い残して走っていってしまいます。
万太郎は神様に会いに行った神社で、天狗と名乗る坂本龍馬(ディーンフジオカ)と出会います。
一方、自分の体が弱いばかりに、会合にも顔を出せず、申し訳ありません、万太郎も体が弱く生んでしまい申し訳ありませんと義母のタキに謝る母スエ。
タキは、「おまんの体のことを考えるなら3回流産したときにもう子供は諦めたらよかった。だけど、万太郎を生んでくれた。さあ、子供も生まれてこれからはスエの体を大事にしていこうというときに、夫も息子もあっけなく死んでしまった。あなたは立派な嫁です」と伝える。
スエは、「綾も万太郎も成長を見届けたかったが、自分のことだからわかります。2人をよろしくお願いします」と。
天狗と名乗る坂本龍馬といろいろ話をする万太郎はなにか変化があるのでしょうか。
つづく
感想・考察
万太郎の母スエの母親として先が長くないことがわかっていること、、目頭が熱くなります。
祖母タキがスエに感謝していることも誇りに思っていることも素敵でした!
そしてやっぱりお父さんもおじいさんも亡くなっていたのですね・・・。
跡取り息子の万太郎が唯一の希望・・!!というところでしょうか。そういう時代だったのでしょうね。
そして、ディーンフジオカさんの坂本龍馬に目を奪われた人も多いのでは(笑)
かっこいいので必見です(笑)
次回は万太郎が坂本龍馬にどんな影響を受けるのか楽しみですね。
合わせて読みたい→「あさが来た」五代役ディーンフジオカが坂本龍馬!はやくも龍馬ロスが心配?
4月5日放送 第1週『バイカオウレン』第3回
天狗と名乗る坂本龍馬(ディーンフジオカ)と神社で出会った万太郎。
「この世に、同じ命らあひとつもない。 みんな、自分の務めをもって生まれてくるがじゃき」 「おまんは何がしたいがぜ?」
と言い残して天狗は去っていきます。
その後、万太郎がを探しに来た母、姉、竹雄が万太郎をみつけます。
天狗が去っていったあとに小さな白い花を見つけた母。一番大好きな花なのだと言います。冬の間頑張って根を張って、春に花を咲かせるのが感動的だと・・
家に帰った万太郎は、祖母タキに叱られます。万太郎は、泣きそうになりますが、家の当主らしく、蔵人【酒造り)たちに、感謝とまた秋から来てほしいと伝えます。
竹雄は、祖母タキから、明日から家の仕事はせず、万太郎が二度と勝手に家を飛び出してしまうことのないよう、目をはなさないようにと命を受けます。
また、万太郎はお偉い身分の子供が通う学校に行っても良いと上の人から許しを得たのでした。
万太郎は、母が好きな花を絵に書いてプレゼントします。そして、季節はめぐり、母が元気になると信じている万太郎の笑顔とは裏腹に、ナレーションで「大きな別れが待っていたのです」というところで終わります。
つづく・・
感想・考察
ディーン・フジオカさんの龍馬はまた出てくるのだろうか??ということが個人的に気になりました(笑)
そして、一番印象的なのは、母スエ(広末涼子)が次回で亡くなってしまうのではないかということです(涙)
幼い頃に母を亡くすということはわかっていますが、わかっていても辛いシーンであることは間違いないです・・
今週のテーマの「バイカオウレン」は、まさに、母が好きだといった白い小さな花のことだったのですね。
そして、ドラマ内で万太郎が5歳と言っていました。父がなくなり5歳で当主となり、周りから期待も背負い、大変なことだなあと思います。
本来なら峰屋という家の当主として酒蔵も守っていくはずの万太郎ですが、きっと家の当主ではなく植物研究をしていくと決めるにはこの時代ですし、大変な決意もあったのでしょうね。
どのようにして植物学者への道をすすんでいくのか、楽しみです!
4月6日放送 第1週『バイカオウレン』第4回
外で町の子供達におにごっこして遊ぼうと誘われる万太郎。しかし、お付きの竹雄は、走りまわって万太郎になにかあったら行けないと思い、遊びたい万太郎を引っ張って帰ります。
万太郎は竹雄に怒って、蔵の中に入り込みます。追いかけて姉の綾も蔵に足を踏み入れてしまうのですが・・・
蔵は女人禁制が絶対。いい匂い、蔵の中の神秘的な様子に息を呑んでいると、綾は蔵人に連れ出されてしまい、強く怒られてしまいます。
酒造りの神様は女が嫌いで、女は汚れているから蔵に入ると酒が腐ってしまう・・・と。
万太郎が自分のせいだ、姉ちゃんは悪うないと言っても聞き入れられず、綾は夕飯抜きに。
それから、年が明けた頃には母のスエはほとんど眠ったまま1日を過ごすように。心配する万太郎と綾。
綾は「死んだら、冷たくなって、固くなって、もう会えなくなる・・小さい頃に見たんよ。」と。
綾はいてもたってもいられず、走り去って一人でおかあちゃん・・と涙します。
万太郎は、お母ちゃんが好きな花をさがしに、また神社にひとりで行きます・・・
つづく
感想・考察
いよいよ母のスエが亡くなる方向に物語が動いていきますね・・。
万太郎は母が好きな花を母が「命がみなぎってる」と言っていたことを思い出し花を探しに行くのですが、季節的に咲いているのでしょうか・・
奇跡的に花を探して、眠ったままの母が最後に目を開ける、という奇跡が起こるのではないかと予想しています!
綾が、死んだらどうなるのかを「小さい頃に見た」というのは、もしかしたら祖父と父の死のことではないでしょうか。
そして、女人禁制の蔵、女は汚れている、などが信じられていた時代、なのだなあと再確認。
綾は蔵の匂いや酒造りに前から興味があったようです。今回も、入ってみたかったと言っているのはきっと万太郎のせいではないという意味と、本音と、どちらもあるのではないでしょうか。
時代が変わり、女である綾が酒造りができるようになるのかどうか、期待して見たいと思います!
4月7日放送 第1週『バイカオウレン』第5回
母のために花を探して山の中に入っていった万太郎。
ついに花を発見しますが、山道が滑って戻れなくなってしまいます。
夕暮れに差し掛かる中、万太郎を探して山の中に入っていく姉の綾と竹雄。途中で万太郎の草履をみつけます。すると助けを呼ぶ万太郎の声が。
無事に家に帰った3人ですが、母のスエが危篤状態に。
ずっと眠ったままの母でしたが、万太郎が花を取ってきたよと見せると、、、万太郎は、その花が母の好きな花と違っていたことに気づきショックを受けます。
すると母が奇跡的に目を覚まし、「きれいだねえ」と、、、そして、「春が来たらあそこにいるからね、また会おうね」と万太郎と綾に伝えるのでした。。。
それから春になり、神社にやってきた万太郎。母が好きだといった花が咲いています。
そこで、花を見ていると母が現れ、「あなたも命に満ち満ちている」と告げて消えていきます。
天狗に言われた「おまんは何がしたいがじゃ」という言葉も思い出す万太郎でした。
つづく・・・
感想・考察
ついにお母さんが亡くなり、涙なしに見れない回でしたね。。。
いなくなった3人が帰ってきたときの祖母のスエが真っ先に万太郎を抱きしめるシーン、綾には目もくれず。。というところがなんだか綾が可愛そうな気がしてしまいました。
万太郎が当主で病弱ということもあるのでしょうが。。
雪の降る中、そとにずっといた万太郎ですが、体調を崩さず本当に良かったですね。それだけお母さんへの想いが強かったということかもしれません。
そして、つぎはもう少し成長した万太郎が登場するようです。子役も変わるのですね~。
4月7日放送 第1週『バイカオウレン』第5回
放送後、追記します
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